真田丸

今日は特に寒く、ゆっくりと振り返る時間もないので
なかなか嬉しい気持ち、ワクワクしている気持ちを
書くことができない日曜日を過ごしているのですが
三谷幸喜作品を、それも再放送でない新作を
毎週見られることの幸福感を
感謝しています。


出てくるキャラクターがみんな好き。
愛されキャラばかりだと思います。
嫌な人は今のところ一人もいないところが
またそれは素晴らしいところだと思います。


さ、明日は電車が動かない可能性があるから
(雪で)
急いで寝ましょう。

大地の子

涙なくしては見られないドラマ。
何回見ても泣けてしまいます。
上川隆也が全くの無名の俳優さんで
初めて見たときには中国の俳優だと思っていたものでした。


今じゃ、ゴチになりますだもの。
シティハンターだもの。


再放送を見られる幸せ。
古く感じさせないのは
やはり真実を基にしたドラマだからなのでしょう。
否、真実はもっと残酷で悲惨なものであり
この胸が苦しくなるドラマの流れでさえ
ハッピーエンドの一つになるのでしょう。


今週で労改で苦しむ一心は見納め
双方の父親の間で苦しむことになります。


それにしても黄書海の存在は
このドラマではものすごい大きな存在だと思います。
この人なくしては大地の子の成立はないな。

刑事フォイル

今頃、「兵役拒否」を見る。
おもしろかったなぁ。
推理ものとしても
第二次世界大戦中のイギリス内を体感するとしても
このドラマの醸し出す雰囲気に
ついつい魅かれて見入ってしまう。


最後は悔しいような悲しいような
この時代の歯がゆさに涙してしまいました。
今思い出してもつらく胸がいたみます。
こういう思いを二度とするべきではないと思います。

緊急取調室sp

なかなか面白かった。
娘のなおが抱える問題と
母親の抱える捜査が実は
さほど根本に差異がない感じが良かった。


こういう時
なおを抱きしめてくれた母親の腕のあたたかさが
とても大切なのではないかと思わされた。
ここが充実していないと
個人対個人の社会では不安が高まり、その流れに負けてしまう。
些細な他者の言動に傷ついてしまう。


強く優しく生きるということはどういうことなのか
改めて考えさせられた。


それにしても緊取室のおじさんたちがとても粒ぞろいでいいですなぁ。
田中哲司がそれにまたいい。
喧嘩っぷりがいい。
この人に片思いの役をさせるとその仕草にキュンキュンしますな。

Covers Fes.

ちょっと見逃したくないだけで
録画してたんですが
すんごい良くって
なんども見てしまいました。
Ego Wrappin'の黄昏のビギン
さかいゆうの接吻
田島貴男いとしのエリー
最高でした。


田島貴男がとにかく素敵でクラクラってした。
この人が接吻歌ってるとこなんぞ見たら
ぞぞぞってするだろうな。

経世済民の男

やっと全部見ました。
それまでにいろんな感想を読んだりしましたが
でも、三人の男達は素晴らしく、魅力的で
想定外というか規格外で
それが生きる世の中というのも
なんていうかとても不安定だけども
自由なんだなぁという感触を持ちました。

高橋是清
私は高橋是清が大好きで、前々よりすごいドラマチック人生だと
そしてとても大河ドラマにしてもらいたい人でした。
今回、ドラマになるということでとても楽しみしてましたが
そうよね、ドラマよりも壮絶な人生なんだから
なかなかその壮絶さを表現することは難しいわよねと思いました。
だけど、だけどです。
この人の普通な感情や感覚、この人ってすごい人生を歩いていた人だけども
すごく普通なんじゃないかしらと思い至った次第です。
オダジョーの自然で可愛いらしい感じは今も残る是清の可愛らしさを
胸キュンキュンに感じさせてくれて、この人がモテるのはしょうがないなと思ったりしました。
こんな普通の可愛らしい人がこの日本を大切に思い、当たり前のことを発言し、
それを力で抹殺させてしまうあの時代はやっぱり間違っていると思うのでした。
きっと今もこの時代の大河ドラマは難しいのではないかと思う。
今に続く既得権益があり、これを顕にするのは今の放送では難しいのだと思います。
それだけにこの企画はとても挑戦的なのだと思います。

小林一三
逸翁、大阪でお茶やってる人間は
逸翁には多かれ少なかれお世話になるはずです。
茶人のイメージがありますが、
この人は人々の欲望を新たに掘り起こした人なんだと思いました。
格差のあった日本の文化を少し中間に持ってきた人ではないのでしょうか?
でも、文化というものは中間で発展したとしても
結局はブルジョア部分に踊らされている感じは残ります。
しかし、それは人間の本当の姿なのかもしれません。
人の労働の意味を変えてくれた人、小林一三なのだと思いました。
戦時下で世の中を憂いた人だったとのこと。
戦時下でいい思いをした人と正面からぶつかってくれた人のようです。


松永安兵衛はまた、時間をあけて。

刑事フォイル

意外と面白いドラマ。
意外ではないか。
面白いだろうと思っていて
最初から見ているのだから。
徐々にこの面白さがわかってきた。
第二次世界対戦中のイギリスの状況が背景にある。
イギリスでのユダヤ人の立場とか
戦時下での各々の思想や信条をそれぞれ尊重することの難しさ。
日本の状況ばかりをドラマで見てきたので
海外のそれもとても興味深いと思いながら見ています。
謎解きはさほど難しくないけれども
流されると着いていけなくなるので丁寧に見ていく必要はあります。
でも、そのように見ることで
その世界背景を感じ、それぞれの思っていることを
思いやる立場とか姿勢が見えてきて
ジーンと感じるところが多くあります。