今日の緊取室

面白かったねぇ。
ブラックとスマイル がテーマ。

警察官の仕事が「ブラック」で
現実の不条理にほぞを噛む気持ちを抱えても
続ける警察官の仕事

ブラックの企業に対して
「ブラックユーモア」で対応しようとした
スマイル大好き社員
スマイルで仕事が出来ないと
ダメだと言い切る社員


あんな企業は確かにあかんと思うけども。
給料ってやっぱり不条理に対する対価なんかなぁと思ったりする。
そんな年齢になりました。
不条理を抱えて漏れるスマイルに、実は心が動いているだと思う。
仕事ってそんなに単純じゃないんだなぁ。
だから、身近な人を大切にすることも人生には
大事なんだと思うのでした。

4号警備

今回はDV。
依頼者は夫だけれども、その夫が加害者。
う〜む。
加害者って被害者が
被害を受けたと言わなければ
加害者と成り立たないのだな。
今回はそういう難しさが
隠れてて透けて見えているのですが
なんせ30分ドラマ。
そういう難しさは現実にお預けしてしまっています。


現実のそういう矜羯羅がった難しさに
直面しがちな私としては
こういう時、実は丁寧に見せて欲しいと思ったりもします。
実際、こういうとき、ウルトラマンカダレカタスケテと心から叫んでも
自分で丁寧に解いていかなければならないし
足元救われないようにたくさんの人たちと協力しないといけないので。
まぁドラマだからしょうがないのですが。


虚像な世界を間近に感じた現実にいる私たちにとって
このドラマみたいにそれぞれが簡易に動くことが可能ではない
というか
それが長期的にとても危険なことであるということが
見えてこなかったようにも思うのです。


でもその雰囲気はあったと思うので、まぁ許容範囲。
池山さんの竹輪おでんネタ(今回、なんで竹輪あんなに長いんだろう?て見てたらああいうことに)
には大爆笑でした。
ボクシングの場面も現実的で良かった。
池山さんの信じてるという気持ちがあのスパーリングにこもっていると涙しました。

緊急取調室2

オウム相手に取調べって回だと思っていましたが
全然違うから。
梶山管理官の表情が主役の回でした。


そのそも(遺留捜査の時から気づいてた!)
田中哲司さんは
微妙な表情が素敵な人なので
こういう話の流れは
この人なら成立すると断言できます。
この人の表情の崩れ方で
見ている私達の方に
梶山管理官の気持ちを推し量る遊びが
混じっていてさらにドラマが面白いのです。


梶山管理官がさらに人間ぽくなって
素敵になるのです。

おんな城主直虎

直親が死んでから
なんか面白くなってきた。
ちょっと調子よすぎるんじゃね?という
場面展開もありますが。


でも
この時代を全く知らないので
この時代の人間の生き様、楽しみ、苦しみ
そういう空気感が画面から出て来ると面白いなぁと
思うのです。


政次(高橋一生)の生き様は
知っているだけに、それだけに
胸が痛みます。

ブラタモリ

オンタイムで箱根を見る。


今日のタモリさんと近江さんは行ったり来たり。
えらい動き回るなぁと思って見ていましたが
箱根は大きいのだということに尽きる
と、思い至りました。


長い時間が積もり積もった風景は偉大だ。

立花登青春手控え2

時代劇がますます面白くなっている。
ひと昔前よりも
面白いと思うのは
きっと電話も手紙もなくて
不自由な世界の中で
人の心は自由に生きている世界だから。
今は不自由ではないようで結構、不自由な世界だと痛感する。

前も見てましたが
今回のも変わらず、切ない気持ちにさせられます。
全くハッピーエンドではないのですが
これしかないよなぁという終わり方です。
この結末で二人はそれぞれこれからの人生を
小さいけれども光の方向へ生きていけるようにと
祈らずにはいられない終わりでした。
やだなぁ、ドラマなのに。