今年の夏は

最近は怖い話をテレビではしないもんで
ここでもグチグチ、ブツクサ言っておりましたが
今年はNHKがやってくれました。

怪談人がとてもよかったです。
鬼伝説も良かったなぁ。
鬼婆は悲しくて、現代にも通じてる。
怖さとは、我々のすぐそばに存在していると
背筋を凍らせながら見ました。

怪談人でその道の一流の人達が
自分の仕事を評価されていることに
喜んでおられたようですが
自信を持ってもらって良いかと思います。
少なくとも私は怖い話をコツコツ作っている人々を
ずっと尊敬しているし、大事な仕事だと思っています。

本当に怖いのは生きている、自分の恐ろしさに自覚なく
漂う生きている人々だと常々思っています(私も含めて)。
恐ろしい人間に成ってしまわないように、戒めて生きたいと思います。

今日は終戦記念の日。
嫌々と思いながらも鬼と成って、逝ったご先祖さまを心に刻んで
平和な毎日が続きますよう祈り続けたいと思います。


www.nhk.or.jp

SHERLOCK4

なんでしょうねぇ。
テンポの面白さは
外さないドラマだなぁ。
ホームズの謎解きは
S1からしたら
少し外し気味な感じはしますが
それは登場人物が自由に動き出してるから
しょうがないと思ったりします。


シャーロックの薬物中毒に
頼る部分はなんとかできないかなぁと思ったりします。
高機能社会不適応者なら薬物に頼らなくても
なんていうか
元々社会から逸脱しているんだからとも
思ったりします(個人的意見です)。

でも
テンポの良さと間の良さは
私好みなので
どうしても見てしまいます。
S4のE2は泣いてしまいましたからな。

いい台詞がありました。
 自らの死は自分のものではなく
 周りが受け止めるもの

緊急取調室2

もう最終回。
4月からもう3ヶ月経ってしまったんだなぁ。
早い、早い。
最終回は本当に面白かった。


2nd全てを見て
ランキングをつけてみようかなぁと
思ったのですが。

一番心がときめいたのはオウムの回。
一番泣いたのは靴下を履かせるDr.の回。
一番怖くて不安に思ったのは三田佳子の回。
これは、結局加害者である高齢の婦人の本心は
わからないままだった。
恋心、あったんやないかなぁと私は思う。

ネイリストも怖かったけども、これは実は
信頼しあうということはどういうことなのか
孤独ってなんなのか振り返ってしまう怖さがあった。

女同士の仲間も怖いし
過剰労働も怖いし
冤罪を隠蔽しようとする大きな組織も怖い。

意外とすごい身近にこの恐ろしさがあるのが
さらに怖さを煽るのである。
自分がその怖い世界に踏み入れてしまう可能性があるという事実。


あ〜こわ。

田中哲司

個人的にこの俳優さんが大好きなので。

前々から呟いてますが
この俳優さんの含みのある表情には
いろんな妄想が広がる
楽しみがあります。

その楽しみが好きで
この俳優さんが出てる
その楽しみを堪能できるドラマは
大好きになります。

浮気は悪いことです。
そのせいでドラマに出られなくなるなんてことが
起こるなら
早く離婚してくれた方が良いです。

この俳優さんが結婚していようが
バツがついていようが
基本的には私は関係なく
この人が出てるドラマを見たい。


・・・当然、この人の奧さんには何の感傷もなく
この人の奧さんの身内や友達の立場であれば
いろんな気持ちを私だって持っただろうと思いますが。

でも
今の私はこの人が出ているドラマが見たいのです。
神様、お願いです。
これからもこの俳優さんがテレビで見られることが出来ますように。

緊急取調室2

今週のは怖かった。
怖かったぶん
おもしろかった。
「出世の権化」

孤独につけ込む商売

少しあらい物語の運びでしたが
でも
私はこのくらいはオッケー。

真壁さんが
信頼されているんだなぁという土台が
孤独との対比になっていて
さらにおもしろいなぁと思いました。

今日の緊取室

面白かったねぇ。
ブラックとスマイル がテーマ。

警察官の仕事が「ブラック」で
現実の不条理にほぞを噛む気持ちを抱えても
続ける警察官の仕事

ブラックの企業に対して
「ブラックユーモア」で対応しようとした
スマイル大好き社員
スマイルで仕事が出来ないと
ダメだと言い切る社員


あんな企業は確かにあかんと思うけども。
給料ってやっぱり不条理に対する対価なんかなぁと思ったりする。
そんな年齢になりました。
不条理を抱えて漏れるスマイルに、実は心が動いているだと思う。
仕事ってそんなに単純じゃないんだなぁ。
だから、身近な人を大切にすることも人生には
大事なんだと思うのでした。

4号警備

今回はDV。
依頼者は夫だけれども、その夫が加害者。
う〜む。
加害者って被害者が
被害を受けたと言わなければ
加害者と成り立たないのだな。
今回はそういう難しさが
隠れてて透けて見えているのですが
なんせ30分ドラマ。
そういう難しさは現実にお預けしてしまっています。


現実のそういう矜羯羅がった難しさに
直面しがちな私としては
こういう時、実は丁寧に見せて欲しいと思ったりもします。
実際、こういうとき、ウルトラマンカダレカタスケテと心から叫んでも
自分で丁寧に解いていかなければならないし
足元救われないようにたくさんの人たちと協力しないといけないので。
まぁドラマだからしょうがないのですが。


虚像な世界を間近に感じた現実にいる私たちにとって
このドラマみたいにそれぞれが簡易に動くことが可能ではない
というか
それが長期的にとても危険なことであるということが
見えてこなかったようにも思うのです。


でもその雰囲気はあったと思うので、まぁ許容範囲。
池山さんの竹輪おでんネタ(今回、なんで竹輪あんなに長いんだろう?て見てたらああいうことに)
には大爆笑でした。
ボクシングの場面も現実的で良かった。
池山さんの信じてるという気持ちがあのスパーリングにこもっていると涙しました。