ひよっこ

4月から実は見続けておりました。
(1週目は見逃したけど)
増田明美のナレーションに
興味があって見始めました。

奥茨城での時子、三男、みねこの姿も
お父さんが失踪して上京を決意した時も
乙女寮も
向島電気が無くなって
すずふり亭で頑張っている姿も
全部見続けていましたよ。

島谷くんの人柄の良さは
経済的な不安がなく
育ってきた感じがしていましたし。
なんのためらいもなく
みねこを好きだと言い切ってしまうところなんかは
羨ましいくらいだとも思いました。

これはきっと幸せに育ってきた人には
気がつかない滲み出る人柄の良さだと思っていました。

ヒデくんは奥手だと表現されますが
きっと苦労してきただけに
前面に出て行くよりもそっと見守ることで
自分の存在を大事にしたいとも思っているのではないかと
感じていました。きっと自覚ないことですが。

それだけに自分の苦労をみねこに語った時に
彼は彼自身が傷つくことも厭わない強い気持ちを
持ったのではないかと勝手に解釈しています。

それにしても漫画家たちの漫画が
あまりにも軽いノリでびっくりしました。

あと3週。
ヒデとみねこがお互いを大事に思い合える2人になる過程を
楽しみたいと思います。

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The Covers

今年度から月に一回になり、見逃しやすいので
探して録画するようにしているのですが
今月は録画しててよかった〜。

最高の回になりました。
もう〜保存版です。

夢で逢えたら」も最高でしたが
「Women」も最高。
薬師丸ひろ子の声はなんでか涙が出てきます。

リリーさんの声も好きで見てたりするんですが
リリーさんが顔色が悪いというか
顔がこわばっているというか
そんな印象を受けたのは
薬師丸ひろ子というオーラに
すごい影響を受けているからなんだなぁと見ながら思いました。
とにかくよかった。


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おんな城主直虎

嫌われ政次の一生

もう最初っから
彼がどういう立場で死んでいくのかが
わかっているので
直虎との信頼関係が
強く太くなっていく経過を
見ていくのがとてもつらく思っていました。

なので
昨日も見るのを躊躇ったのです。
しかし
井伊家をいつも中心に考え
嫌われる役割を果たしてきた政次だったので
やっぱり
見届けないといけないかなぁと思い直しました。

でも
直虎は彼を本当に切に大事に思っていて
彼が大事にしているものを
大切にしようと決心したのだと思いました。

大切にするということを表現するには
究極の形過ぎてびっくりしましたが
でも
私はあの時代であればこの形は
実は誠実なものなのかもしれないと思ったのでした。

落語ザムービー

2夜連続。
楽しみにしていました。
なんたって怪談ものでしたし。
死神はどこかで聞いたことがありましたが
映像化したものも怖かった。
死神が完璧でした。
死神次第なんだな、と書きながら今思う。
茄子娘もなんか、出てる人が出てる人だったからか
俗世に生きる坊さまがよくあらわれてた。

映像化ってここぞって所が決まってたら
するすると面白いのだなぁと思ったりします。

2夜目の化物使いは
贅沢な映像やった。
映像をみてないとわからない面白さが
そこかしこと置いてあって
あら、贅沢なドラマになってるやん、と思いました。
狸が可愛かった。
可愛らしく見える映像加工は
もう、本当に贅沢の極みだな。


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今年の夏は

最近は怖い話をテレビではしないもんで
ここでもグチグチ、ブツクサ言っておりましたが
今年はNHKがやってくれました。

怪談人がとてもよかったです。
鬼伝説も良かったなぁ。
鬼婆は悲しくて、現代にも通じてる。
怖さとは、我々のすぐそばに存在していると
背筋を凍らせながら見ました。

怪談人でその道の一流の人達が
自分の仕事を評価されていることに
喜んでおられたようですが
自信を持ってもらって良いかと思います。
少なくとも私は怖い話をコツコツ作っている人々を
ずっと尊敬しているし、大事な仕事だと思っています。

本当に怖いのは生きている、自分の恐ろしさに自覚なく
漂う生きている人々だと常々思っています(私も含めて)。
恐ろしい人間に成ってしまわないように、戒めて生きたいと思います。

今日は終戦記念の日。
嫌々と思いながらも鬼と成って、逝ったご先祖さまを心に刻んで
平和な毎日が続きますよう祈り続けたいと思います。


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SHERLOCK4

なんでしょうねぇ。
テンポの面白さは
外さないドラマだなぁ。
ホームズの謎解きは
S1からしたら
少し外し気味な感じはしますが
それは登場人物が自由に動き出してるから
しょうがないと思ったりします。


シャーロックの薬物中毒に
頼る部分はなんとかできないかなぁと思ったりします。
高機能社会不適応者なら薬物に頼らなくても
なんていうか
元々社会から逸脱しているんだからとも
思ったりします(個人的意見です)。

でも
テンポの良さと間の良さは
私好みなので
どうしても見てしまいます。
S4のE2は泣いてしまいましたからな。

いい台詞がありました。
 自らの死は自分のものではなく
 周りが受け止めるもの

緊急取調室2

もう最終回。
4月からもう3ヶ月経ってしまったんだなぁ。
早い、早い。
最終回は本当に面白かった。


2nd全てを見て
ランキングをつけてみようかなぁと
思ったのですが。

一番心がときめいたのはオウムの回。
一番泣いたのは靴下を履かせるDr.の回。
一番怖くて不安に思ったのは三田佳子の回。
これは、結局加害者である高齢の婦人の本心は
わからないままだった。
恋心、あったんやないかなぁと私は思う。

ネイリストも怖かったけども、これは実は
信頼しあうということはどういうことなのか
孤独ってなんなのか振り返ってしまう怖さがあった。

女同士の仲間も怖いし
過剰労働も怖いし
冤罪を隠蔽しようとする大きな組織も怖い。

意外とすごい身近にこの恐ろしさがあるのが
さらに怖さを煽るのである。
自分がその怖い世界に踏み入れてしまう可能性があるという事実。


あ〜こわ。