警官の血

二日にわたってじっくり見ました。
とっても面白かった。
大河ドラマなんやなぁと思いました。
しかし、なので、
二日では足りなかった。
江口おじいさんが駐在勤務になって
どれほど地域に貢献したのか
男娼殺害に裏の手が回っているのではとうすうす感じていたこと
吉岡パパが何故、
心を病む程に苦しい思いを抱いて仕事に励んだのか
警官の仕事にどれほどの重さを感じていたのか
パパなりに警官という仕事をどのように折り合いをつけて
DV夫殺害事件を封印したのか
伊藤息子が佐藤「警部」の潜入捜査に
どれほどの不信感や喪失感などの感情の波を感じていたのか
結局、権力争いの先鋒だったのかという割り切れなさ
寺島「嬢」を仕事として利用しながらも
かけがえのない人としての存在になっていく過程が
淡々と描きたかったのだろうと思うのだけども
エピソードが足りなかったように私は思う。
もうちょっとエピソードを重ねて
感情や現実を折り重ねていけば重苦しい泥々とした時の流れが
明らかになったのではないかと思った。
でも、それでも面白かった。
時の流れや権力の前での無力感、みんなで生きることの素晴らしさ
がつんと塊を投げつけられて、ジワジワと解凍させていってるっていう感想です。

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