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経世済民の男

NHK

やっと全部見ました。
それまでにいろんな感想を読んだりしましたが
でも、三人の男達は素晴らしく、魅力的で
想定外というか規格外で
それが生きる世の中というのも
なんていうかとても不安定だけども
自由なんだなぁという感触を持ちました。

高橋是清
私は高橋是清が大好きで、前々よりすごいドラマチック人生だと
そしてとても大河ドラマにしてもらいたい人でした。
今回、ドラマになるということでとても楽しみしてましたが
そうよね、ドラマよりも壮絶な人生なんだから
なかなかその壮絶さを表現することは難しいわよねと思いました。
だけど、だけどです。
この人の普通な感情や感覚、この人ってすごい人生を歩いていた人だけども
すごく普通なんじゃないかしらと思い至った次第です。
オダジョーの自然で可愛いらしい感じは今も残る是清の可愛らしさを
胸キュンキュンに感じさせてくれて、この人がモテるのはしょうがないなと思ったりしました。
こんな普通の可愛らしい人がこの日本を大切に思い、当たり前のことを発言し、
それを力で抹殺させてしまうあの時代はやっぱり間違っていると思うのでした。
きっと今もこの時代の大河ドラマは難しいのではないかと思う。
今に続く既得権益があり、これを顕にするのは今の放送では難しいのだと思います。
それだけにこの企画はとても挑戦的なのだと思います。

小林一三
逸翁、大阪でお茶やってる人間は
逸翁には多かれ少なかれお世話になるはずです。
茶人のイメージがありますが、
この人は人々の欲望を新たに掘り起こした人なんだと思いました。
格差のあった日本の文化を少し中間に持ってきた人ではないのでしょうか?
でも、文化というものは中間で発展したとしても
結局はブルジョア部分に踊らされている感じは残ります。
しかし、それは人間の本当の姿なのかもしれません。
人の労働の意味を変えてくれた人、小林一三なのだと思いました。
戦時下で世の中を憂いた人だったとのこと。
戦時下でいい思いをした人と正面からぶつかってくれた人のようです。


松永安兵衛はまた、時間をあけて。

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