赤ひげ

感動するドラマであることは
今まで映画にもドラマにもなっているので
わかっているのですが

流石に
このドラマは
病気を治すだけが医者の仕事ではない
とか
貧富の格差に八つ当たりする赤ひげ
とか
お父ちゃんは悪くない
とか
いちいちそれら(どうしようもない事実やすれ違いとか時の流れとか)に
胸を抉られるような痛みを与えられます。

きっと私が時代劇が好きな理由もそこなのでしょう。
理屈や合理性で世の中は変わらないし
幸せにもなれない。
じゃ、どうしたらいいのか。

保本や森の若い医師の憤りと
そこを突き抜けた新出去定の存在が
さらに自分の中に大きな波を作り上げます。