ずっとずっと見たかった
「君となら」を見に行きました。
シアタードラマシティに行きました。
再演なので
演者は全員変わっているのですが
でも
とてもおもしろかった。
帰り道は浮き足立ちました。
少し飛んでました。


はじまる前に
パンフレットの三谷幸喜の部分を読んでしまっていて
その知識を持ったまま
見入ってしまったのですが
だからこういう流れですすんでいくのか〜!とか
なるほど今まで見てきた三谷幸喜の舞台の印象と違う感じを
本人はこういう感じで受け留めているのか〜!とか
そんなことを思ったりしました。


私が感じたことは
ノリで突き進んでいくなぁということ。
これは決して悪い意味ではなく
ノリで全てを巻き込んでしまうすごさに
圧倒されているということです。
けれども緻密に交錯していく点は三谷幸喜だなぁと思うこと。
人生の悲哀はやっぱり最近の三谷幸喜
作品の方が出ているなぁと思うこと。
悲哀は笑いと背中合わせな感じがしますものね。
しかし、今回のは徹底的に笑います。
少し悲哀が足りないくらい。
でもそれでも徹底的におもしろいっていうのも良いなぁと思うのです。


架空の世界に入り込んで徹底的に笑って
現実に戻って目の前の悲哀と対峙するってのも
やっぱり三谷幸喜だと思いました。
だからかな
帰りの電車で若い頃に戻りたいなぁと思ったのです。
本当の現実の悲哀と対峙したくないからでしょう。
(笑)