渡瀬恒彦

この人を初めて見たのは
セーラー服と機関銃
渡哲也よりもなんか、濃いなぁという印象。
線は細いのに、アクが濃いって感じ。
でも
次、びっくりしたのは
ちりとてちん
え〜この人、上方落語の師匠の役するんや。
すごい人やな。
きっと他の役者さんは少し二の足を踏む役やろうなぁと
思ったのでした。
難なくこなして、線が細いけど
さり気なく、やりきってしまう人なんだと思いました。

最近は完全に加納倫太郎。

そして誰もいなくなったが遺作になりましたが
この人この役を降りるのは嫌だったんだろうなぁと
思いました。

人生をさり気なく、でもとても熱く生ききって
逝ってしまわれたという感じがします。