オリエント急行殺人事件(クリスティ版)
三谷幸喜版のオリエント急行殺人事件の記憶も
生々しく残るゆうべ、見ました。
このドラマ、三谷版では殺人を遂げる時に
涙があふれてきてしょうがありませんでした。
今回も三谷版の記憶もあり、泣けて泣けて
ずっとじっと見ておりました。
しかし
クリスティ版はそのあとの
ポアロの葛藤
12人が犯した罪との向き合い方
その苦悩がとても丁寧に描かれている。
オリエント急行に乗る前の
ポアロが解決した事件。
ポアロが解決に導き、罪を犯した兵士を責めているなか自殺してしまう。
この前段階があることがとても重要で
ポアロ自身も罪を抱えて、その罪と向き合い葛藤を抱えている最中に
出会った事件だったのだと。
だから、このような対処の仕方になったんだろうなと思ったのでした。
結構、この物語は罪との向き合いかたを人々に問う、苦しい物語だと思いました。
真田丸
幸村誕生。
「村」はきっと九度山村が由来だなぁと
個人的には思っていました。
でも、くじで決めるとは思ってませんでしたが。
求められても
火中の栗を拾う気持ちにならない、ていうかなれない
私はね。
信繁の立場は
本当に自分の死が見えている大阪城に乗り込んでいくか否か
選択としては究極なものでした。
回想シーンに
今までの心打つ言葉の数々に突き動かされた信繁。
今までの自分の不甲斐なさに、頑張っても達成感のない人生に
それまでの言葉は、ああ!それにきりの言葉も
自分を賭けてみようという気持ちにさせたのか、と今
ここで書きながら思い至ったりしています。
これから人生をかけた戦を見るのか〜と少し気持ちが萎えたりするのでした。
見届ける覚悟はしていますが。