真田丸
幸村誕生。
「村」はきっと九度山村が由来だなぁと
個人的には思っていました。
でも、くじで決めるとは思ってませんでしたが。
求められても
火中の栗を拾う気持ちにならない、ていうかなれない
私はね。
信繁の立場は
本当に自分の死が見えている大阪城に乗り込んでいくか否か
選択としては究極なものでした。
回想シーンに
今までの心打つ言葉の数々に突き動かされた信繁。
今までの自分の不甲斐なさに、頑張っても達成感のない人生に
それまでの言葉は、ああ!それにきりの言葉も
自分を賭けてみようという気持ちにさせたのか、と今
ここで書きながら思い至ったりしています。
これから人生をかけた戦を見るのか〜と少し気持ちが萎えたりするのでした。
見届ける覚悟はしていますが。
模倣犯
2夜連続。
録画してて一気に見てしまった。
役者さんの力に圧倒されてしまった。
もう、橋爪功さん。
室井さんの狂気的な苦しさで
ほんの10分くらいだったのに胸をギュンと掴まれて
そのあとは橋爪さんの抑えた狼狽、悲嘆、徒労
淡々としているのに、
淡々とした毎日の中で苦悩を持ち続けながら
生きていくことの大切さ
そのことがどれほど大変なのかという凄さ
いろんな登場人物が出てきましたが
削ぎ落とされて淡々とした日常に行き着くように思います。
日常を大切に生きる有馬豆腐店の有馬さんを演じた橋爪さん。
懸命に仕事をして、懸命に友達を思い、生きる高井和明くんを演じた満島真之介。
この二人の迫力はなんか、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
本は読んでませんでしたが、宮部みゆきの物語だなぁと思いました。
このドラマはすべての役者さんが本当に素晴らしかったです。