書いておかねばならんだろう。

25日、尼崎ー塚口間で大きな脱線事故がありました。
いつも利用している電車がぐちゃぐちゃになっています。
たくさんの人が死にました。
人が、一人一人に感情を持ち、思想を持ち,夢を持ち、未来があった、
たくさんの人たちの人生が一瞬にして、終わりました。

事故を起こした運転手ばかりを攻めないで欲しい。
彼にだって夢があり,希望があり,未来があったのだ。
彼なりに、業務を遂行する意気込みがあったのだ。
家族の気持ちを考えると胸が痛む。
自慢の息子を亡くしたのにも関わらず、
息子の引き起こした事故として扱われているために
大声で嘆き悲しむことも出来ないのではないだろうか?

大勢の人が亡くなってしまった事実と
私たちの乗る電車が毎朝遅れてしまっているということ。

私たちはこの事故が起こるまで、
何か大切なことを見失ってしまっていて、
誰かを追いつめていたのではないのだろうか。