橋梁談合

昔、働いていた会社の名前もこのニュースでは出てくる。
私は本社勤務でしたが、なんか変なところがあったもんなぁ。
切迫感に身体がぼろぼろになっている社員の横を
二日酔いでふらふらしている上司が通り過ぎてるところだった。


経済状況が最悪な時期だったので、
もっと切迫感があっても良かったのに。
そう!現に業務体制はどんどんどんどん変化させられて
社員は転勤でふるいにかけられて、やめさせられたり
専門から離れさせるような嫌がらせをしたりしていたのに、
どこか、中心から少し離れた部長辺りはいつもニコニコしてた気がした。


ま、日本は少し変なのよ。
物質的な所有が幸福の証拠だと思っているところがあるんだから。
そういう状況が続く限り、
NPOは、育たないし、活躍の場を与えられないし、認められないし、
NPOで働くということは恥ずかしいことだと思う時代は続くのだろうと
とても悲観的な午後である。


しかし、この橋梁談合の裏には郵政民営化法案が絡んでるだろう。
多数決の票稼ぎというか駆け引きか?
ゼネコン、建設畑の政治家の票を賛成票にしようとする政治家が仕掛けた
胡散臭いニュースで、聞いてる私は反吐が出そうになる。
汚い世界だよ。
もっとみんなのことを考えた話し合いをしようという姿勢は見られないものか?
結論ありきと言うか、結果だけを大事にするというか、
所有物(自分の功績)だけが大事だと思っている日本の腐った部分がミエミエだ。